社外活動

2016/11/25

初めまして。サーバーエンジニアのラッキーです。

今回は、LAMP環境の構築に挑戦します。

lackey

LAMPとは、Linux Apache MySQL PHPの組み合わせたWeb環境のことです。

PHP以外にもPerlやPythonが使われることもあります。

データベースを使ったアプリケーションを動かすのによく使いますね。

このサイトもLAMP環境で動いています。たぶん。

今回は、そのLAMP環境を構築して、WordPressを動かしてみることにします。

最終目標

  • LAMP環境の構築
  • WordPressを動かす

環境

以下の環境で構築していきます。

[ホスト]

  • Windows 10

[仮想マシン]

  • VMware WorkStation 12 Player

[OS]

  • CentOS7

[環境]

  • Apache
  • PHP
  • MySQL
  • MariaDB
  • WordPress

[ターミナルソフト]

  • TeraTerm

なぜMySQLじゃなくてMariaDBなのか?

MariaDBの方が楽だと思うからです。

今回の構築ではMariaDB、MySQLで大きな差異が出ることはないと思います。お好きな方をどうぞ。

Linuxを入れてみる

LinuxとはOSのことです。サーバーを動かしているOSのことです。

詳しいことは面倒なので省略します。興味のある方は、自分で調べてみてください。

では、早速Linuxをインストールしていきましょう。今回使うのはCentOS7なります。

 

仮想マシンを用意する

下記のサイトからダウンロードできます。

http://www.vmware.com/jp/products/player/playerpro-evaluation.html

Windows版とLinux版があります。環境に合わせてダウンロードしてください。

インストールまで終わったら、起動して新規の仮想マシンを作ります。
LAMP-1-1

OSは、まだダウンロードしていないので後でインストールすることにします。

LAMP-1-15
OSの種類はLinuxバージョンをCentOS64ビットを選択します。

LAMP-1-2

仮想マシンに名前を付けます。

LAMP-1-16
ディスクの容量を指定します。ここで増やすこともできます。

LAMP-1-3

問題がなければ、完了します。

ISOファイルのダウンロード

下記のサイトからダウンロードできます。

http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/CentOS/7.2.1511/isos/x86_64/

どれを選んでもいいのですが、Minimalを選んでおきます。

CentOS7のインストール

仮想マシンの設定を変更します。先に作った仮想マシンから設定の変更をクリック

LAMP-1-3

ダウンロードしたISOファイルを使用します。

このとき、ネットワーク接続もブリッジ接続にしておきます。

設定が終わったら、OKを押してから仮想マシンを起動します。

LAMP-1-4

60秒待つかEnterで次に進みます。Enterを押しましょう。

LAMP-1-5

言語の選択です。設定が楽になるので日本語にしておきます。

LAMP-1-6

言語を日本語にしたことで日付と時刻が東京、キーボードの設定が日本語になっています。

LAMP-1-7

パーティションの設定が終わっていないので設定します。

LAMP-1-8

パーティションを設定します。作りたい環境に合わせて設定してください。

設定出来たら完了をクリックします。今回はそのままです。

LAMP-1-9

ネットワークの接続を有効化しておきます。有効化したら完了をクリックします。

LAMP-1-10

設定が出来たらインストールを開始します。

LAMP-1-11

インストールしている間rootのパスワード設定とユーザーの設定ができます。

LAMP-1-12

rootのパスワード設定です。できるだけ複雑なものにします。

LAMP-1-13

ユーザーの設定です。名前とパスワードを入力することで生成できます。

LAMP-1-14

しばらくするとインストールが完了します。再起動します。

LAMP-1-17

再起動すると、この画面になります。

rootか設定したユーザーでログインできます。

終わり

長くなってきたので、今回はここまでにします。

次回は、ネットワークの設定など、です。